アマゾンせどりで売れない時どうすればいい?仕入れた商品が在庫になってしまう原因とその解決方法を解説!

アマゾンせどりは売れない?仕入れた商品が在庫の山になってしまう原因と解決方法とは?

今回の記事では『せっかく仕入れてきた商品がうまく売れていかない!』

せどりをやってると必ずぶち当たるこの問題についての話です。

そもそも売れない原因とは何なのでしょうか、たとえ売れなくても、もうすでに仕入れしてしまっているわけですから、悩んでいてもどうにもなりません。

何とか解決したい問題ですよね、そういった状況が続くと資金ショートにも繋がります。

この記事ではそういった悩みを抱えている方へ向けて、どうすれば売れるようになるのか、そういったことを解決する方法をお伝え致します。

まず売れない原因は大きく分けて以下の3つが考えられます。

  1. 値付けの甘さ
  2. 仕入れ基準の甘さ
  3. 販売活動をサボってる

それでは順に説明していきます。

売れない原因その1:FBAが売れやすいことに甘えて売れない値付けをしてしまう

FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと

例えばこの商品ですが、現在新品が33102円となり中古最安値は16050円となります。

12カ月の中古販売数も99個と結構な高回転な商品だということがわかります。

モノレートの波形はこんな感じです。

FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと

よく売れてますしこういった商品で仕入れ基準を満たす利益を得られるのであれば理想ですよね。

では出品者を見ていきます。

FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと

商品ページの1ページ目の出品者はこのように並んでおり、この商品については『非常に良い』で出品するにしても18000円程度が適正価格ということがお分かり頂けるかと思います。

基本的に商品は商品ページの1ページ目に配置できる価格以上の値付けはしないようにしてください。

2ページ目までわざわざ見に行かなくても状態の良い商品というのは多くの場合出品されていますし、こういった需要の大きい商品は常に出品者が減って増えてを繰り返すので2ページ目以降に配置する値付けをしていればいつまでたっても前に出てこず全く目立ちません。

※今回の場合生写真の有無で2ページ目に食い込んでも勝てる可能性はありますがそこは何とも微妙な所なので18000円で勝負できるかが重要なポイントです。

売り方が重要という部分は間違いなく大事なので、見せ方次第で同じ商品を高額で売ることができるセラーも当然いますし、そこに向かっていくべきではありますが、売れずに悩んでいる段階ではそのような売り方を意識すればするほど悪循環に陥るので確実に捌いていける適切な価格というものを意識してください。

こういったケースでは生写真をPRして、ほぼ新品などにして高額で置くという方法もありますがそういった商品を購入する人も確かにいるにはいます。

ですがそういった値付けで置いた場合回転が速いのか?と聞かれると何とも、運により結構左右されてしまうのでどの程度のタイミングで売れてくれるか全く読めないのと、結局値下げしないと売れず、当初の値付けが甘いが故に仕入れ値も高く仕入れしてしまい損切りしかない。

このような状況に陥りやすいです。

ちなみにこの商品はモノレートの年間相場を見ても17000円程度が平均で推移しているので十分18000円であれば状態が良ければ販売できる商品ではあります。

ところが2ページ目以降を見てみます。

2ページ目は19800円程度が相場になっていましたので割愛して3ページ目。

FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと

3ページ目にもなるともはや23000円程度になり適正相場から5000円も離れています。

これでも100%売れないとは言いませんが購入側からしたら状態の悪いものと比較するわけでもなく『非常に良い』同士で5000円も価格差がある、しかも3ページ目にいるセラーから買いますか?って話です。

そんな物好きは中々いないでしょう。

別に18000円の商品と比較しても大差を感じませんしね。

Amazonでは値段の安い順番に出品者が並ぶのでこの辺りのセラーは20位~30位ということになります。

年間90個売れてるとしても30番目に配置していたらすぐ売れると思いますか?

売れないけど待てばいい?いやいや、こういった商品は需要も大きいですが供給も大きいんです。

常時18000円付近の商品が売れてはまた同じ価格帯で参入してきて、またそれが売れてたまーに高額な物も売れて出品者が減っては増えてを繰り返しながら年間90個売れてる訳ですよ。

供給が圧倒的に少ない商品であれば待ちも戦略にできますがこんな商品待ってても30番手が1ページ目に来るタイミングなんて何年先かわからないですよ。

安売りしてるセラーがいるがゆえにこうなってしまっていると思う人もいるかもしれませんが、メディア系は大手法人も普通に出品してます。

つまりこの場合、18000円は適正なネット相場なんですよね。

だから相場は一行に上がりません、市場在庫が切れてせどらーの独壇場になれば話は別ですが法人が常時参入してくるような商品でそんなことを期待しても無駄です。

そりゃ1年以上待てば話は違うかもしれませんがDVDを高回転させようと思って仕入れしたはずがいつの間にか逆行してしまうって訳ですね。

ちなみに5ページ目にもなると。

FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと

 

最終のページになると24800円等になっていますね。

最後のほぼ新品は残念ですが、もし普通に『未開封』だったのであれば新品より安い未開封品として価値提供できるのでこの価格でも売れてくれる期待はできますがおそらくこのパターンはかなり厳しいと思います。

それでも開封品の24800円よりは売れる可能性はあると思いますが、特に何の特徴もない非常に良いの商品がこの状況で24800円で売れるとすれば一体いつの話になるでしょう。

18000円と比べても6800円も差がある訳ですよ。

これを仕入れ基準を厳しく持って安い値段で仕入れてればOKなんですが、この24800円を売れる値段と判断して15000円で仕入れしているとしたらどうです?

FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと

もし中々売れず最終18000円で売った場合、このように242円の赤字になってしまいますね。

もし本当に24800円で売れたらこうなります。

FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと

ROI40%には届きませんが波形だけ見ればすぐ売れるだろうし良い商品だね!

こんな判断をする人もいます。

確かにすぐ売れる商品なんですが24800円ではすぐ売れる可能性は極めて低いんですよ、って話なんですよね。

最悪18000円でしか売れなくても-200円程度であればいっか。

・・・ポカーンですよね、ちょっと見積もりが甘すぎるんですよね。

この商品だったら18000円で売れてROI40%欲しいというのが通常の判断だと思います。

FBAは売れやすいと言うけどその値付けはちょっと

その場合10500円程度で仕入れをする必要があり、これだけ人気商品をそんなに安く仕入れできる可能性は結構低いので現実問題難しいですよね。

店舗側としても何のためにそんな安売りするんですか?って話で、大抵の場合相場に近い値付けになっていると思いますよ、急激に相場が上がったとかでない限り。

せいぜい13000円程度で仕入れて1700円くらい利益残すのが関の山でしょうか、そのくらいにピントをあわせて20000円くらいで販売に出してみるといったレベルであればまだ理解できる範疇ですが最初に説明した感覚で仕入れしてしまっている人は本当に危ないのですぐに軌道修正をおススメします。

ちなみに僕も先に説明したような仕入れをするときもありますが、普通はもっと勝ちの確率が高い状態の商品でやりますからね。

出品者が2人消えたら一気に相場が上がるとか、何かしら根拠を持ってやるのが定石です。

ちなみにこの乃木坂の商品のパターンで24800円では私は勝てる確率はほぼ無いと判断します。

22000円でも難しいでしょうね、当然ながらこのような基準で仕入れをしていると沢山仕入れできます。

ですが値下げしないと売れないし、値下げしたら赤字になるし、このような悪循環から在庫の山になってしまう。

という流れですね、幸いにしてこのような波形の商品は値下げすれば100%売れますので売れずに残ることはほとんどありませんが、少しでも利益を残したくて売れない価格でずーっと置いてしまって結局キャッシュフローが悪くなる。

こういう傾向にあります。

売れない理由その2:2月など売れないと言われる月もあるが時期的な特性を理解していない

2月など売れないと言われる月もある

せどりは2月が特に売れにくいと言われています。

理由は主に3つ

  • 12月1月に大きく出費したことによる節約意識
  • 寒さにより購買意欲が低下する
  • そもそも月間日数が少ない(28日)

これらが主な原因になりますので、もし売上が下がったなとか売れないと感じた時期が2月だとすれば少なからずそういう影響があるということも把握しておいて損はありません。

まぁ正直どうかな?という部分がありますが、月間日数が少ないということは意識した方が良いですよ。

31日ある月と比べると3日も違う訳で、仮に平均1日10万円の売上が上がっているとすれば30万円にも及ぶ訳ですからそりゃ影響は大きいですよ。

売れない理由その3:波形の弱い本等を中心としたロングテール在庫中心になってしまっている

波形の弱い本等を中心としたロングテール在庫中心になっていないか

僕は副収入があったりせどりを本業としていない場合には最終的にロングテール在庫をうまく取り扱って作業効率を上げることを推奨しますが、初心者の内にロングテール商品を多めに取り入れてしまうと当然ながら資金繰りに悪影響が出ます。

例えばこの商品:200円仕入れ→15257円販売 利益額:12145円

このようになっており数字だけ見れば理想的な仕入れに思えると思います。

波形の弱い本等を中心としたロングテール在庫中心になっていないか

波形は下記のようになっており、12カ月で1個しか売れていないことがわかります。

波形の弱い本等を中心としたロングテール在庫中心になっていないか

全ての期間で見るとこんな感じ。

波形の弱い本等を中心としたロングテール在庫中心になっていないか

店舗で200円で仕入れ→おおよそ5000円~7000円程度であればそこそこ売れそうだという担保の上で、現状10000円程度で出品されているので売れる可能性もあるなと考え、相場合わせで出品しました。

僕の場合こういった商品を全在庫金額の何割程度に抑えるかという事を強く意識していますので今回仕入れ値が200円だったこともあり半年~1年スパンで販売を予定して仕入れました。

結果的に思いのほか相場が上がって15257円で売れた訳ですがそれまでにおおよそ8カ月かかっています。

こういった在庫が多くなればなるほどキャッシュフローを圧迫するのは当然のことなので初心者は特にこういった商品在庫を持つ際には注意しましょう。

とはいえさすがに200円仕入れで1万円は手堅い商品だったら普通に仕入れますけどね。

仮にこれが仕入れ値2000円だったとしてもガンガン仕入れする人がいると思うので、そういった気質があると感じる方はこのような理由で商品が売れないとなってしまう可能性があるので注意すると良いと思いますよ。

とはいえ、この辺りも単月で見るのではなく全体在庫や販売総数等から翌月以降の行動計画を立てて現在の在庫にあわせて仕入れ基準を設定し常時改善すればいいだけの話なんですけどね。

売れない理由その4:売れないときに取るべき行動を取れていない

売れないときは行動を見直してみる

商品が売れないと感じる場合ほとんどこんなパターンです。

ではそうなったときにどういう対策ができるかという話ですが主に3つ方法があります。

  • 価格改定の頻度を上げて相場合わせを意識する
  • 仕入れ基準を再設定して翌月以降の仕入れに反映する
  • 商品説明文の見直し、写真を張り付けていなければ張り付けるようにする

 

その1:価格改定の頻度を上げて相場合わせを意識する

価格改定の頻度を上げて相場合わせを意識する

商品はコンディションごとに適正相場があります、その適正相場に最も近く最もコンディションが良く伝わる商品が先に売れていきます。

つまり価格改定を頻繁に行い常に売れやすい相場に配置することで必然的に商品の回転率は上がります。

いつまでたっても自分の商品だけ価格改定せずに相場に置いて行かれていては中々商品は売れません、そういった意味で価格改定は非常に重要なのでもし頻度が少ないと感じる方は価格改定の頻度を上げることで回転率の上昇が見込めます。

その際手動で全ての商品を改定していてはいくら時間があっても足りないのでプライスターの導入をおススメします。

⇒ https://pricetar.com/entry/afi/?afi_id=1382

実質この行為は損切りになってしまう商品も当然出ますが、よほどおかしな仕入れをしていない限りは他の商品で十分利益を上げているケースがほとんどかと思いますので多少損切りする商品が出たとしても資金を回収することを優先に考えると良いかと思います。

その2:仕入れ基準を再設定して翌月以降の仕入れに反映する

仕入れ基準を再設定して翌月以降の仕入れに反映する

この辺りは数字の管理が必須条件で、そもそも全ての数字を管理できていればいいですが、プライスターを導入していなければ話にもならないレベルなので対策するにはせどりでの資金繰りを深く理解する必要があります。

その3:商品説明文の見直し、写真を張り付けていなければ張り付けるようにする

商品説明文の見直し、写真を張り付けていなければ張り付けるようにする

説明文についてはきちんとどういった付属品がついているのか、完備なのか、ディスクの状態や本の状態はどうか、ヤケはないのか、水濡れはないのか、ヨゴレやキズは無いのか。

動作確認はできているのか(どの機能は確認しているのか)等、この辺りをしっかり記載して安心してもらえる説明文を作成しましょう。

そしてせっかくFBAで出品するわけですからFBAの利点もしっかり記載しましょう。

『Amazon倉庫より即日出荷!24時間対応!カスタマーサポートは安心のamazonです!』等と記載したり、どうせ返品に関してはAmazonで販売する以上受け入れざるを得ないのであえてPR文に入れてしまうのも有効ですね。

『30日間返金対応!』『商品に不備があれば遠慮なくご連絡ください』等など。

お客さんが安心できるような説明文を記載するように最善をつくしましょう。

そして、だいぶ面倒ですが写真は必ず取りましょう。

本、家電など中心で最安値付近でぶん回すせどりをするのであれば写真は無い方が効率も良いし売れ方もさほど影響がないということも想定できますがメディア等で高額販売しようと思うと写真があるのとないのとでは全く結果が違ってきます。

お客さんはわざわざ高くても良いものが欲しいから迷ってる訳なので、写真をちゃんとUPしているというのは大きな利点になります。

そういった部分で地道に努力することで確実に商品は売れやすくなるので頑張って行きましょう。

Amazonでも地味にリピーターってつきますからね、私の所も信用してくださってamazonで買うなら私のお店と言って下さるお客様もいます。

そういう人が増えるようなクオリティで商売が出来ていればいずれそれは大きな力になるかと思いますので是非ここは意識しましょう。

他店と差別化できる唯一のポイントに等しいですから。

売れないときの一番早い解決策:どうしてもダメならまずはヤフオク併売も

どうしてもダメならまずはヤフオク併売も

それでもどうしてもダメであればヤフオクで併売しましょう。

Amazonでずーっと売れない商品をボケーっと待っていても支払いは待ってくれません。

とにかく早く現金化して資金を回転させるというのも非常に重要な要素なので、出品して長期間売れていないような商品はヤフオクで積極的に販売するべきです。

その場合amazonマルチチャネルで出荷する形になるか一度取り寄せてから送る形になります。

マルチチャネル詳細は↓

⇒ https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/mcf-overview.html

マルチチャネルは便利なのですが、無在庫販売が流行した影響でヤフオクで買った商品がamazonから届くという事に対し嫌悪感を抱く人がいます。

無地のダンボールで出荷してもらうことも可能なのですが、私の場合過去ヤフオクで販売した商品をマルチチャネルで出荷した際に運送会社がインターホンを鳴らしてその際に『amazonからのお荷物です』と言ったらしいんです。

そんなとこはコントロールできませんからね。

それが気に入らなかったらしく『無在庫業者だな!』『返金しろ』だ『訴訟するだ』『私は過去に何回も裁判で勝ってる!』等随分な暴言を吐かれた記憶があります。

とはいえが明らかになるとamazon側には問題無いですがヤフオクとしてはアカウントリスクもありますよね。

無在庫ではないんですけどね、普通に自分で金払って仕入れした商品がamazonに在庫としてあってそれの出荷をamazonが代行してくれてるわけなので、ただ他のプラットフォームになるとそれが通じないんですよね。

全く持って違法性はないしamazonが大々的に行っているサービスなので何の問題も無いんですが一部の人は何故か過敏に反応します。

なのでこれはこれで危険な橋ですし、確定申告の際の内訳がややこしくなるというデメリットもあるのでどうしても金が回らないとき、やるのであれば面倒だし送料はかかるけど取り寄せてから出荷する、その方が安全ではありますね。

その人には謝罪して返金しますと言ったのですが『商品に罪は無い』とかよくわからないことを言い出して結局そのまま受け取ってもらえたんですけどね。

そういうコントに巻き込まれてしまうリスクがあることはご理解頂けると幸いです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はAmazonせどりが売れない?と感じて悩んでいる人へ向けた記事となります。

こういった心理状況の時はつい稼げている人に頼りたくなって何とかして欲しいという気持ちになるかと思いますが、本当に何とかできる人をちゃんと見つけることができるかが重要です。

どんな人でも無理な物は無理という状況も存在しますからね、それを無責任に何とかしますよと誘導して結局コンサル代も取られて更にお金が無くなる。

このような状況に陥る可能性も低くはありません。

ここで上げたように、結局は数字を管理して自分で在庫や資金をコントロールしながらせどりをやって行く。

そのための方法を学ぶ必要があって必要なのは仕入れのノウハウとかそういうことではないんですよね。

この記事を最後まで読んで頂いたあなたはきっと商品が売れなくて悩んでいるような人だと思います。

せどりで稼げなかった自分がどのようにして変わることができたのか、下記ページで記載していますのでよければご覧ください。

せどりで独立してちゃんと『稼ぎ続ける』ことができるようになるための方法はコチラ

⇒ https://wp.me/p91vfu-w7

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