せどりで稼いで生計を立てる方法、副業から独立するタイミングは?

今回はせどりを実践していく上でターニングポイントとなる「独立」についてお話します。

せどりを実践する一つの理由として稼いで独立がしたい、という気持ちはやっぱりありますよね、凄くわかります。

こんなご時世ですから会社にしがみつくしかないような不安定な立場ではずっといたくないし、稼ぐ力が無いから理不尽な環境にも耐えなければいけない、そういった立場というものは人生を堕落させ充実感を奪っていくものかと思います。

ですが、僕個人としてはせどりで独立するということは経営の才能のある人以外には、根本的にはあまりオススメしていません。

意外ですか?せどりで稼いでいる人はそんなこと言わなさそうに思われがちかもしれませんが、安心してください。

要は甘い考えでは後悔するというだけで、ちゃんと心構えと準備が出来ていれば誰でも『才能のある人』になれるということになります。

僕はせどりというビジネスは性質上使える資金がある程有利で、一番大切なのは生活費を利益からまかわなくて大丈夫かどうかという部分だと考えています。

要は生活費+経費が少なければ少ないほど良いという話になります。

何故なら、商品を仕入れて販売する以上はそこから出た利益でしかお金が当然増えません、その利益を生活費に充てる必要があればどうしても平行線で、ずっとせどりをするという選択肢しかなく、そこを突破するには大金が必要になります。

必要経費や生活費が少なければ少ない程、大金が必要なくなります、逆に本業収入などで生活費をカバーできている場合には、毎月の利益を蓄積して資金を潤沢にさせて、資金が集まった頃に規模を広げながら着実に大きくすることも可能です。

もちろん、戦略を立てて適切に在庫を積めばそこはクリアできるのですが、それがうまくできずにずっと資金が増えていないと感じながら、日々せどりを実践し疲弊していく人がいるという事実を受け入れてください。

とはいえ、せどりで稼いで独立するということを目標にしている人もいるでしょう。

もちろんそれも一つの選択肢ですし、実践する以上は独立を目指したいという気持ちはわかります。

上記の説明の不安要素については成功すればいいだけの話ですからね、あなたが将来的に独立して失敗したと感じないために独立して失敗したなと感じやすい2つの原因と共にこれから解説して行きますのでご参照ください。

極めて重要な話になりますので独立を検討している方は必ず確認頂ければと思います。

せどりの独立で失敗してしまう2つの重要な原因とは

せどりの独立で失敗しないために

せどりの独立で失敗したと感じる場合は主に2パターンに分類されます。

  • 単純に資金がパンクして借金を抱えるなど物理的に失敗してしまった。
  • それなりに順調なんだけど思っていた未来と今の現実が違いすぎる。

人によって他にも理由はあるかもしれませんが、大雑把に分類するとこの2パターンが主な理由となると考えて頂いて結構です。

では一つずつ整理して参ります。

1:単純に資金がパンクして借金を抱えるなど物理的に失敗してしまった

これですが独学で突き進んだ結果か、コンサルを受けてその人の指示の元突き進んだ結果在庫が回らずキャッシュアウトしてリボ払いをするしかなくなってしまう。

というパターンが多いと思いますが、人間って結構危機意識強いと思うんですよね。

独学の場合これマズいんじゃない?とどこかのタイミングで普通は行動にセーブがかかると思います。

ところが、先生が「いやいや、そういうものなんでとにかく仕入れしてください」このようなスタンスだった場合成功者のアドバイスとしてそれを信用して結局不良在庫を抱えてリボ地獄に突入。

こういうパターンがほとんどですし私が知ってる人もほぼこのパターンです。

というのも、せどりのコンサルをしている人は実際情報発信の収益+せどりの収益で生活をしている人も多く、結構雑な仕入れでも+αの収入があることで無理矢理資金が回る人が多いんですよね。

そうなると、とにかく在庫積んだら勝ちというような思考に至る人もいて、その感覚を生徒にも持つ人が多くなってしまいます。

確かに在庫を持てば持つほど楽になるビジネスではありますがそれには資金力という必要条件があります。

普通の人はそこまで資金力が無く在庫を積み上げている間に気づけば自分の資産を超える仕入れをしてしまい、しかも思ったように在庫が売れないことから結果的に支払いに耐えられなくなるというパターンが主流です。

ですがコンサルタントはその失敗に対して疑問を持ちます、何故なら自分は回ってるから。

そこまで来て初めて仕入れてる商品が悪いんじゃない?等と言って別の理由を探し始めるのがよくあるパターンですね。

実際に毎月どのような商品を仕入れしているかまで把握しているわけではないですからね、状況がヤバくなった時に相談を受けてはじめて状況に気づきます。

こればかりはどうしようもありません、自分が危機的状況に早く気付いて早めに相談することができれば回避できますが、せどりのキャッシュフローの悪化及びヤバイ状況って、初心者は結構ギリギリまで気づかないんですよね。

資金力や別の収入の柱があれば実際結構雑に仕入れしていても資金は回るものなので実践者はその辺りをはき違えがちです。

いくら在庫積むのが良いと言っても、売れない値付けでしか利益でない商品ばかり仕入れをしていては何ともなりませんからね。

資金力が無い上に専業になってしまっているプレイヤーは、毎月の仕入れ額にも左右されますが専業である以上、少なくとも毎月30万円程度は収入が必要だと思います。

そうなるとそれなり(100万円程度)の金額の仕入れをすることになりますので、計画的に在庫を積まないとだいたい半年~1年程度でキャッシュアウトしてしまいます。

資金繰りの苦労をほとんど経験をしたことがないまま、情報発信である程度成功した人に弟子入りした場合に、このパターンに陥る方が多いですね。

もう一つキャッシュアウトする原因としてはアカウントの閉鎖等により入金がストップし支払いに耐えることができずやむを得ずリボ地獄or借金に突入するというパターンです。

これに関してはアカウントリスクなので対策は無いに等しいのですが防衛策はあります。

それは「自分の資産を越えた仕入れをしない」こと。

これに尽きます、よくクレジットカードを使ったせどりなんて破産するだけと言う人がいますが、それはクレジット含め自分の資金状況を把握していなかっただけの話。

クレジットを使ってても今いくら請求が来ていくらお金が残っているのかということは調べればわかる話でしょ?

毎回の入金と支払いの額をちゃんと把握してパンクしない水準でちゃんと仕入れしていれば急にアカウント閉鎖になったとしても支払いに耐えられますから。

それが難しく感じてできない人が多いんですよね。

僕の場合はそこは管理していたのですが、リスクを覚悟で規模拡大の為に一時的に仕入れ額を倍額~3倍に設定し、加速しようと計画して、ちょうどそのタイミングで閉鎖を食らうという不運により借金を負う形になってしまいました。

そういうケースもあると言うことですね、今思うと非常に運が悪かったと思います。

だいたいキャッシュアウトはこの辺りから発生するのが主と考えて頂ければと思います。

2:それなりに順調なんだけど思っていた未来と今の現実が違いすぎる

これは難しいですよ、起業当初なんて胸をワクワクさせて未来を思い描きながら生活してるから楽しいし、実際せどりって最初超絶楽しいと思うんですよ。

特に私は遠征等よく行っていたのでしょっちゅう旅行に行ってるような感覚で仕入れをしながら味噌カツ食べたり、ソースカツ丼食べたり随分好き勝手やってました。

結構せどりが楽しいが故にこの感覚は中々消えずズルズルと過ごしていたのですがアカウント閉鎖をくらって借金を抱えてしまったことによりせどりと向き合う気持ちに変化が生じました。

せどりのリスク等を全面に感じるようになると色々悪い点が見えてきました。

  • 俺なんでこんな廃品回収業者みたいなことやってんだ?
  • 誰にも評価されず世間の目も気になるし俺ってこんなことするために起業したわけじゃなかったのにな
  • 俺のやってることって子供は誇ってくれるんかな、少なくとも自分が誇れてないのに?

このような現実と向き合う必要が出てきた時、自分の目指していた起業と全く違う現実に気づき何とかしないと行けないと思うようになりました。

そこからは運送業等自分が収入にできる柱をバランスよく組み立ててリスク分散しながら自分でも納得のできる商売をするという方向にシフトチェンジしたのですが、多くの人はせどり以外の柱を見出すことができず、理想と現実のギャップからそれなりに稼げていても会社員に戻るという選択をする人もいます。

なので、独立前にはこういった現実も理解した上で、自分はそういう終わり方はしない。

そう思える何かを見出すことが可能かどうかが大切です。

ちなみにこうした感情を揺さぶられて結構「情報発信」に流れます。

ですがその判断をやたらと早期にしてしまう人が多く、その場合前述した通り力と実績の無い発信者が量産されてしまいます。

そういった人は結局コンサルを取ることが出来たとしてもまともに稼がせてあげることが出来ず、結局そのフィールドで同じような気持ちに至ります。

マトモな人間であれば罪悪感等、別の次元で自分を見つめなおすことになり、結局は精神的にやられてしまい撤退することになる可能性が極めて高いので情報発信を視野に入れるのであれば少なくとも資金をちゃんと管理して収益を上げながら在庫を増やしていく事ができるというレベルまでは到達してから実践することをおススメします。

※情報発信するならせどりで本当に自分が稼げるようになって、せどりで人を稼がせられるようになってからやろうという当たり前の話です。

こうした失敗を防ぐために

これまでに説明したような問題を防いで独立するための方法は下記になります。

  • 自分のプライベートでの支出を把握する
  • 固定費の可能な限り削減
  • せどりをゴールに設定せずせどりで稼いで何がやりたいのかを意識する
  • 資金管理の方法を学び資金をコントロールしながらせどりを実践する
  • せどりと並行しながら何かビジネスを始めて別の柱が育ってから独立する

こういったポイントに気を付けていればそうそう失敗することはないかと思います。

せどりはお金を使うビジネスですので、キャッシュフローに生活費が入ってくる専業になると、失敗した際他の収入でフォローが効かなくなると急激にキツくなるのでその辺りをしっかり意識して、ちゃんと安全を確保した上で独立することをおススメします。

事実として副業の頃は順調だったのに専業になって全然金が貯まらないという悩みを抱えている人は大勢います。

独立資金はどれくらい必要?独立するタイミングは?

独立資金はどれくらい必要?独立するタイミングは?

独立資金はどれくらい必要?

せどりの場合独立資金はあるに越したことはありませんが、商品が売れないという事は基本的になく、あくまでもキャッシュフローの問題なので、独立資金というよりはいかにせどりで稼いだお金を使わないで済むかどうかが重要になります。

なので、当然一人暮らしだったり、住宅が賃貸で安い物件に住んでいて生活費を圧縮できていれば有利ですし、逆に持ち家などで毎月大きい返済を抱えているような方は非常に不利であると言わざるを得ません。

当然その場合結婚もされているでしょうから共働きであればそこは優位性を持つこともあるので一概には言えませんが、どちらにせよ固定費をいかに圧縮できるかがポイントです。

そういう意味では独立資金は100万円程度であっても問題なく独立することは可能です。

リスクを負うのであればクレジットを使うことで極論独立資金が無くても実践は可能です。

いきなりアカウント閉鎖などくらわない限りはそうそう失敗はないでしょう。

ですがこのようなギリギリの戦略で行く場合、独学での実践は相当非現実的なので誰かしら指導を受けてスピーディーに稼ぐことをおススメします。

長期戦になれば徐々に生活費などで資金を失って結局資金が溶けて終わりという未来は簡単に想像がつきますので。

独立タイミングは?

僕個人としてはちゃんと資金をコントロールできるようにさえなればタイミングについてはいつでも構わないと思います。

重要なのは生活費や経費を支払った上で最低でも資金が微マイナス~トントン。

理想は少しでも資金が毎月増えるという状況を作ることです、これが独立しても可能なのであれば成立しますよね。

※何故微赤字でも良いかというとamazonでは数カ月に1回3回入金の月及びクレジットカードの支払いの間に2回入金が入るタイミングがあります。

そこで回収できれば最悪OKという考えから最低限の目安ラインとしてそこを設定しています。

ですが、せどりで独立するのであればそのようなギリギリの生活をしていても何も面白くないと思いますよ。

大きく稼いで突き抜けたいからせどりで独立したい人がほとんどで、細々とせどりだけやって一生を終えたいような人はまずいないかと思います。

そういう意味ではせめて毎月プラス転換してからの方が良いでしょうね。

タイミングというよりはマインド的な本当に独立するの?という部分が重要なので、独立する必要がある人はタイミングは関係なく独立できる商売です。

ただし、資金のコントロールをまともにできない状態で独立しても成功する確率は極めて低いでしょう。

本当に独立するべきか真剣に悩むこと

本当に独立するべきか真剣に悩むこと

これまでに説明させて頂いたとおり、せどりでの独立というものはせどりをゴールに設定しにくい以上、何か自分の中でしっかりした将来のビジョンが無い限りオススメはできません。

ですが、何のスキルも無い素人がスタートさせて大きく稼ぐことが可能なビジネスである事実は否定できませんので、目的がある人には非常に最適なビジネスだと思います。

その際目標実現のための手段としてせどりを実践することになるかと思いますので、そういった人は今回説明したような感覚に陥る可能性が低いと思うのでいいのですが、せどりで自由な生活を得たい。

せどりで稼いで楽に暮らしたい、こういった感覚で安易に独立してしまうと、人生レベルで物事を考えた時、きっとどこかのタイミングで失敗したと感じるかと思います。

自分の人生ですからね、会社に勤めるという事は一般人の感覚では当たり前のことで、辞めたい人も多いかと思いますが社会に適合できている証拠です。

それは気付いていないかと思いますがあなたの「信頼」を表します。

せどりで専業で食べているだけ、このような状態であればそこに信頼もないし、自分の人生これでいいのか?

そのように余計な悩みを抱えてしまう可能性はしっかり想定しておいてください。

会社をやめてから5年後にそう感じて、前の会社に戻りたいと思っても時間は戻りません。

40代に突入して新人として入社する、それも中々厳しいものがあるでしょ?

やるなら突き抜けましょう、それしかありません。

その覚悟が出来るか、あるいは別のゴールのための通過点のために「独立」をしましょう。

これだけ言ってますが超絶稼ぎやすいビジネスなので『副業』や『専業主婦』のような方は将来のことを今回説明したようなレベルでせどりに委ねる必要が一切ありませんので気が済むまで稼いで頂ければと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか、今回説明したようにせどりの独立というものは安易に実行してしまうと、思いもよらない未来となってしまう可能性があります。

にも関わらずせどりで稼いで私のような自由な毎日を手にしませんか?

等と言った誘い方でコンサル等を募集している方が多いのが事実。

自由な生活=脱サラできると連想するのは必然で、あたかも会社員やめてせどりをした方が良いというような誘い文句に魅力を感じて門をたたく人が多いのが現実ですね。

そういった気持ちで始めた場合、独立したとしても近い将来理想と現実のギャップで失敗する可能性は極めて高いでしょう。

せどりで独立するのではなく独立のためにせどりを活用する。

こういった気持ちで情報発信者の勧誘とも向き合って頂ければきっと失敗は無いのではないでしょうか。

そして、独立まで視野に入れる際には『資金管理と資金コントロール』これだけは最優先で考えましょう。

コンサルを受けてもこういったことを学べないパターンはほとんどです。

説明した通りそこの過程をすっ飛ばして情報発信者になっている人が大勢いるから。

情報発信は利益率が極めて高い商売なので、そこのぬるま湯に浸かってしまうと資金管理等が非常におろそかになる人が多いんです。

当然せどりでもそういった人はたくさんいます。

苦労を重ねる前にちょっとの成功体験のみで、人脈や組織力に助けられて情報発信をすることで無理矢理ステージを上げている人がたくさんいるため、そういった人からは資金管理は学べないと考えましょう。

ちょっと稼げただけで『次は情報発信です』等と言い出すような人間であれば要注意です。

それでうまく行ったところで、自分がそうしたようにその方法でしか稼がせられないに等しいから。

そんなのに捕まってしまうと、結局実力不足の発信者を量産し、その師匠のコンサルを売るようなマルチ商法のような稼ぎ方をするか、自分で無理矢理コンサルをゲットして、ろくに稼がせてあげられないような詐欺師になるか、結局自分もせどりで稼ごうと勧誘しておきながら情報発信に移行させるというような下らないことしかできないような人間になる可能性は極めて高いでしょう。

自分で発信して集客して力不足で誰一人として稼がせてあげられない、これは非常につらいですよ、何のために生きてるかわかりません。

そんなことにならないようにせどりで稼ぐ為に人から学びたいというのであれば『ちゃんとせどりで稼げる』コンサルやスクールを探しましょう。

情報発信は実力が伴ってからというのが鉄則です。

それじゃないと自分もお客さんも不幸にさせるような、あなた自身が社会の害悪と化してしまう危険性がありますので。

という事でせどりでの独立についての僕の見解を説明しました。

リスクは伴いますがせどりを活用して独立するということが適している人がいるのも事実、あるいは副業や主婦等であればあまり気にせず稼いでいくことが可能なのも事実。

ちなみにですが、そんな業界にいい加減ウンザリしているので、ちゃんとせどりで稼ぎたい人をエセ情報発信者にさせることなく、せどりで真剣に稼いで行きたいと考えている人向けに僕がせどりで稼いで今に至っている流れと僕と同じような感覚でせどりを実践していく方法を案内しています。

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