今回は頭の痛い話だと思いますが税金・確定申告をちゃんとせずにせどりをやって利益を出していくとどうなるの?
といった疑問について解説していこうと思います。
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わからなくても踏み出すことが重要、ちょっと勉強すればすぐわかります
いやー、今回の内容は重要ですよね、実際この税金関係がよくわからないからスタート出来ないって言う人がいるくらいです。
とはいえ、ややこしいようでそこまでわかってしまえばややこしい話でもないので実際ここがネックでどうしようか悩んでいるという人がいればそこは気にせず始めてしまって大丈夫ですよ。
スタートさせてから知っていくことで十分ですから。
会社に副業がバレるのがどうしても嫌だ。
こういったケースであればどちらにせよリスクは避けられませんので副業は諦めましょう。
そこの会社に対する説明なんて不用品を販売していたら思いのほか売り上げが立ちました。
とか、何とでも処理できるはずですからね。
そこは最低限クリアしてもらわないと副業とはいえ事業をスタートさせるということは難しいと思います。
まず、税金について納税額の目安になるかと思いますので、下記表を参考にチェックしてみてください。(※個人事業主の場合の「所得税」に限ります。消費税や住民税などは別途かかってきますので、その点はご注意ください。また、法人の場合は、所得税ではなく法人税となります。)
課税所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
190万円~330万 | 10% | 97500円 |
330万~695万 | 20% | 427500円 |
695万~900万 | 23% | 636000円 |
900万~1800万 | 33% | 1536000円 |
1800万~4000万 | 40% | 2796000円 |
4000万円超え | 45% | 4796000円 |
このようになっています、自分の所得を照合してだいたいどんな感じになりそうなのかイメージしてみるといいですね。
わからないからって放っておくと税務署にバレる?バレたらどうなるの?
まず多くの人が勘違いしていることがあります。規模が小さければバレないでしょ?という安易な考えですが、基本的にこれは捨ててください。
確定申告していないということを察知されるとターゲットとしてみなされ数年わざと泳がせたのちに徴収に入るというケースがほとんどのようです。
現金商売ではなくせどりの場合amazonからの入金であったり多くの取引が電子上での取引になります。
その時点でバレないわけがないと考えておいた方がいいですね。
税務署側もお金や人を使ってちゃんと様々なお金の動きを把握しているようですのでこの辺についてはしっかりやってるみたいですよ。
規模が大きいところの方が徴収できる額が大きいのは言うまでもありませんが、税理士を噛ませるなど当然然るべき対応を取っている会社が多いですよね。
ところが個人事業だったり規模が小さい所については自分で処理しているケースが多く税務署からしても狙いやすいのかもしれません。
特にせどりは売上の立ちやすいビジネスですからね。
実践者はしっかり事業を行うという自覚を持って商売する必要があります。
僕自身現在確定申告は毎年実施しているのでさほど問題はありませんが自分でやるとなった際の初年度はやはり色々悩みました。
めんどくさすぎてやる気を失ったのでどーせバレないだろ。
そう言い聞かせてやめようと考えたこともありますがやはり一事業者ですからそこは避けては通れません。
会計ソフトなどを導入して毎日や毎月仕分けをしておくことをオススメします。
わからないなりにやってる内にある程度わかるようになりましたからね。
で、これバレたらどうなるのかという話ですが大きく分けて2つのペナルティがあります。
それは『無申告課税』『延滞税』この2つになります。
無申告税の額
・遅れてでも自己申告した場合=納税額の+5%
・税務署から指摘された場合
=納税額が50万円未満なら+15%、50万円以上なら+20%
このようになります。めちゃめちゃデカいですよね。これが無申告税となり、次に延滞税の説明になります。
納付期限から2カ月以内
=納付額の7.3%(または特定基準割合+1%)の低い方
納付期限から2カ月以降
=納付額の14.6%(または特定基準割合+7.3%)の低い方
恐ろしい話で、最悪の場合30%を超える金額が追加で徴収されてしまうんですね。
こんなもの下手したら利益吹っ飛びますよね、だから絶対に処理しないといけません。確定申告の時期ちゃんとわかってますか?
1月1日~12月31日までの所得を翌年の『2月16日~3月15日』までの間ですからね。
この時期は悩ましいですがしっかり対応しましょう。
ちなみに専業であれば年間38万円以上の所得、副業であれば年間20万円以上の所得で申請が必要になります。
この所得については売上ー経費で計上しますので実質、せどりでの売り上げからかかった経費を差っ引いて利益を計算することから始める必要があります。
せどりの場合、結果が出やすいビジネスなので年間20万円という数字は決して難しい数字ではなく誰でも初年度から達成可能なレベルである。
ということをしっかり自覚して取り組むことをおススメします。
当然、控除等様々なものを差し引いた上での話なので『青色申告』をする。
といったことで65万円分の控除を受けることができたり、お金が回らないほどに塾などに投資してしまっている場合は確定申告をしっかりすることで出ているお金を経費として処理することが可能な場合もありますので、しっかり処理するに越したことはありませんよ。
ちなみに会計ソフトは、『freee』『MFクラウド確定申告』『弥生』
この辺りが有名なのでせどりをやるのであればどれかは入手しておいた方がいいですよ。
僕はMFクラウド確定申告を使用していますがどれを使ってもそこまで大きな違いは無いと思います。
会社にもバレる?マイナンバーの導入により隠すことはより困難に?
マイナンバーの性質上マイナンバーが導入されたから単純にバレるようになる、そういう性質のものではありません。
マイナンバー毎に会社に対して副業しているという情報が開示されるわけでもありませんし基本的にマイナンバー導入により副業が絶対にバレるということではありませんのでそこについては気にしなくてOKです。
マイナンバーはどちらかと言えば会社にバレると言うより税務署側が個人の状況を把握しやすいというものなので確定申告していないことがバレやすいと考える方がわかりやすいと思いますよ。
じゃあ会社には何故バレるのか、ということなんですが、一番バレる理由になりやすいのが『住民税』ですね。
コチラについては会社が通常であれば特別徴収という形で給与から天引きの形で納税している形になりますよね。
ところが副業で所得がある人になると同じくらいの給料を支払っているのに副業で所得の多い人だけ住民税が多くなる訳ですよ。
そりゃ違和感ありますよね、ここからバレるというのが一番あるパターンです。
他にもweb上の名前であったりバレる理由は様々あるかと思いますが正直な所ほとんどシラを切れると思いますし副業で稼ぎたいと思ってるってことは少なくとも現状を変えたいわけですからそのようなことで縛ってくる会社なんかどうかなと思いますけどね。
少なくとも今後のスタンダードではなくなると思うし、副業くらいサクッとやればいいと思います、何とでも言えると思いますよ。
それで無条件でクビとかになるようであればそんな会社どうせその内クビ切られるんじゃないですか。
それにそんな会社にしがみつくしかないというのは恐怖でしかないように思いますが 笑
ちなみにちゃんと確定申告をしていれば確定申告の際に給与以外の所得分は別で納税するという選択ができます。
給与所得者以外の住民税の徴収方法の選択という枠の『自分で徴収(普通徴収)』というものにチェックを入れて自分で納めるだけです、非常に簡単ですね。
正直な所これだと専業とさして処理は変わらないと思うので副業のうちからこのやり方でしっかり慣れておく方がいいと思いますよ。
そのやり方でやれば副業がバレる危険性はかなり減らすことが可能なので気になる人はちゃんと確定申告してその際に手続きをしておきましょう。
どっちにしろ会社で副業していることが評価されでもしない限りそりゃわざわざバラす必要もありませんよね。
にも関わらずちょっとうまく行くと誰かに聞いて欲しくなってしまうのが人間ってもんです。
よく自分から同僚につい飲みの席で自慢してしまったり自ら自爆する人がこの上なく多いわけですね。
気持ちはわかりますが、それじゃあ本末転倒です、いくら仲の良い同僚であったり先輩後輩であったとしても、人はうまく行っている人間を羨み、妬む性質があります。
せどりで順調に稼げているからこそ、周りにはあえて何も見せずにふつふつと自分の中で感情を押し殺すべきです、そういった感情は同業の集まりであったり物販仲間の中で共有するだけに留めておくおことを推奨します、実際チクられて見つかるというケースもよく聞きます。
と言うか僕の感覚だったらバレるの上等でやりますけどね、何も悪いことしてないと思いますので、本業で明らかな損害を出してしまったりしているのであれば話は別ですが、そうなった際には自分から守るべきものは本業なのか副業なのか、選択すりゃ良いだけの話ですよ。
『2兎を追うもの1兎も得ず』どっちも守れるに越したことはありませんがせどりで結果が出れば出るほど取捨選択を迫られる時が来ます。
ビジネスをやる以上その覚悟だけは持っておきましょう、ずっと安定して月5万~10万副収入があればいいです、といった信念があるのであれば両立は十分可能ですし本業に悪影響を与えるようなパフォーマンスになることはまず無いかと思います、とはいえせっかく伸びしろがあるのにそこを抑える方が気持ち的にキツイかと思いますが。
さて、あなたはこれからどういう選択をするのでしょう、楽しみですね。
わからないことがあれば管轄の税務署を把握して相談を
自分にできるのかな・・。このように不安になる気持ちは凄くわかります。
そのためにも税務署ってある訳ですよ、何も徴収に来るだけの悪魔というわけではありません。
わからない人向けに指導などもしています。
質問等も随時可能ですので、わからないことは積極的に電話して確認しましょう。
わからないからやらない、そうではなくわからないから聞く。
こうやるだけで一つずつ解決させることができます。
実質は、毎日及び毎月でもちゃんと会計ソフトに仕分けをしていくこと。基本的にはこれだけで何とかなるんですよ。
細かいやり方やこうすれば得だ、そういったのは別の話なので、まずはしっかりソフトに仕分けしていくこと。
ここだけ実践してみるといかがでしょうか。
まとめ
今回はせどりで稼いだお金の確定申告の話を中心にしました。
ややこしいんですが、確定申告についてはせどりを実践する上で避けては通れません、勉強して苦手意識を克服してください。
それじゃないと毎年のように時期が近付くと税理士とタッグを組んだどこぞの情報発信者が恐怖を煽って税理士があたかも絶対に必要だというようなスタンスでセミナーなどを開催し不安につけこんでお金をむしり取りに来ますよ。
そこで紹介される税理士の会社なんてまぁだいたいクソでしょ。
クソと言うか、厳密には大企業とかであればいいと思いますが個人の走り出しのせどり実践程度の経営者がお世話になるようなものじゃない。
その程度であれば帳簿の代行とか会計ソフトとか、もっと安く自分の経験値になる方法いっぱいありますからね、そういう輩は確定申告わからない~といった甘え心につけこんできます。
僕も税理士じゃないからコレはこうしなさい、と言う風には法律上言えません。
だけどこんなパターンはこうしてるとか、自分が当たり前に処理してることは言えますよ、何故か。
それは現役プレイヤーだからですよ。 笑
教わるならちゃんと現役の人探してくださいね、どうしてもわからなければ私に質問頂いてもいいです。
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